2004年12月29日の三津一文字


アメリカ出張中のククレカレイ氏がクリスマス休暇で一時帰国したので、久々一緒に釣りに行くことになりました。
本来は、26日に境水道に一緒に行って、今年の納竿の予定でしたが、ククレカレイ氏はアメリカの豪雪で飛行機が飛ばず、私は感染性の胃腸炎に罹ってダウン。出直しです。
26日に境水道へ行ったメンバー全員討ち死にとの暗いニュースであったのと、北の方は天候が悪そうだったので、私的には熊野か愛媛でカワハギを狙ってみたい考えでした。ククレカレイ氏と相談の結果、氏の強い要望で愛媛に決定。そのとき、ククレカレイ氏の横で氏の帰国第一戦を観戦していたウエノのさんも同行決定。
愛媛では、カワハギは宇和島方面、カレイなら北の菊間、北条あたりが良さそうなイメージがあるのですが、詳しいことが全くわかりません。もっと前に決めていれば、愛媛の人にネットを通じて聞くこともできたでしょうが、何しろ決まったのが直前。
詳細調査に入ったのが出発1時間前と言う慌しさ。(^_^;)
28日、会社の納会終了後に帰宅し、ふぐたろうさんに教えてもらった愛媛の「釣り具のダイシン」さんのHPを見たり、有名な興居島をキーワードに検索開始。興居島で大型カレイが揚がっているのは、興居島北部の磯場のようです。磯場となると、渡船屋さんがあるはずです。検索した結果、「黒岩フィッシングサービス」と言うのを見つけました。
そこのHPを見ると、磯場への渡船は3日前までに予約が必要と書いてあり、ダメ元で電話してみましたが、営業時間外。(T_T)
そこで、黒岩フィッシングHPの釣果情報で実に多彩な魚種が揚がっている、三津一文字に行くことに決定。一文字渡しは予約なしでも1時間に一回船が運航されています。
三津一文字は、松山港の沖にあり、興居島のすぐ南に位置しています。大きなカワハギも、大きなカレイも、そして大きなマダイやイシダイまでも狙えそうで、投げ釣り対象ではないものの、50cm級!(@_@)のアコウまで揚がるとの情報。
期待が高まってきます。
以上を30分程度で調査して、22時過ぎにウエノさん、ククレカレイさんとともに、自宅を出発。
マダイなど大物が期待できそうなので、まずはエサの調達にひげおやじさんとこのお店に向かいます。ところが、お店が閉まってました。(T_T)
※御用納めの日は、サラリーマンには金曜夜と同じなので来年からオールナイト営業お願いします。m(__)m⇒ひげおやじさん
大物用のエサがどうしても調達したいところでしたが、仕方なく、マムシだけ大蔵海岸のまるはで調達して、淡路島経由で愛媛を目指しました。
愛媛に行く場合は、なんとなく瀬戸大橋とか、しまなみ海道とかのイメージがありますが、実際には、淡路島、徳島道経由が最も距離が近く、早く着きます。
愛媛に到着したのは、AM2時過ぎ。とりあえず、渡船屋さんの場所を確認。しかし、行ってみると、崖の上にあり、実際に船がどこから出るのか全く不明。出船には、まだかなり時間があるので、渡船屋さんの前で車を止めて仮眠。
6時前に店の照明が入ったので、聞いてみると、カレイを狙うなら、そこの裏にある磯がいいかもとのことだったのですが、風向きからちょっと危なそうとのこと。当初予定通り、一文字に行くことにしました。
船はどこから出るのか聞いたところ、なんとお店の裏から出るとのことでした。(@_@)

お店の裏が崖ですが、裏に巨大な「ボーディングブリッジ」があり、その先に船が係留されています。
渡船もいろいろ乗りましたが、設備面では最高の投資金額の渡船屋さんだと思います。
振り返って、店への入り口。
裏にこんなものがあるとは、店の前からは全くわかりませんでした。まるで、サンダーバードの秘密基地と言ったような雰囲気です。
渡船に使われる船。前方と後方の二箇所で操舵可能で、波が高いときは後ろ、接岸時は基本的に前で操舵しているようです。
接岸用の小さいブリッジもついていて、乗り場ともども素晴らしい出来栄え。社長さん、かなり凝り性?(^_^;)

雨が降っていましたが、予報は曇り、出船時間頃にはかなり小降りになっていたので、そのうち上がると期待して、一番船で出船。カレイ狙うなら、先端がいいよとのことで、赤灯台を目指します。渡ったのは、我々3人だけで、長い一文字が貸し切り状態です。
私が赤灯台の東北角、ククレカレイさんが南西角、ウエノさんが、北西角に入りました。

ウエノさんの釣り座。
前方に興居島が見えます。足元から、丹念に探るウエノさん。
ククレカレイさんの釣り座から陸を見ると遊園地。写真左奥の崖の上に渡船屋さんがあります。

事件はいきなり起きました。
最初ククレカレイ氏の竿に激震。残念、乗らず。
つづいて、大事件が発生。西角に入ったウエノさんの竿が、ガシャーンと三脚を弾く音を立てて、海中に。(@_@)
普通、そういう時でも、竿はしばらく浮いていますが、慌てて見に行きましたが、竿は全く浮いていません。いきなり海中深く、竿を引っ張りこんだ様子。ものすごいパワーの魚です。(@_@)(@_@)(@_@)
そして、直後に私の竿に魚信があり、釣れた魚が、惜しいサイズのマダイ。
以上の状況で三人とも興奮状態になってしまいました。もしかしたら、さっきウエノさんの竿を持っていったのは大きなマダイ?
興居島と松山港の間は、海峡になっているので、潮はものすごく速く、しかし、一文字の内側は緩いために丁度赤灯台の先端方向で潮が渦巻いていました。そこで惜しいサイズのマダイ。
三人とも波止の延長方向に集中して投入。エサの調達が出来なかったのが本当に悔やまれます。どうしてもユムシが欲しいところです。
降り続く雨はさのような状況では全く気になりません。高まる一方の期待。
つづいて、またも私の竿に本当に惜しいサイズのマダイ。測ってみると28cmチョイ。見とれるような綺麗な魚体。

下のが最初に釣れました。チャリコは通り越して、カスゴクラス。上のは28cm強。あと2cm欲しい・・・・・(^_^;)
どちらも、境水道遠征隊の残りエサ(アオイソメ房掛け)に来ました。

余談:養殖マダイでは、浅いところで養殖されるので色が黒く、イケスの周りを泳ぐので、尻尾の下側が擦り切れています。
天然物は、このとおり、見惚れる美しさです。
また、日本海で釣れるものより、赤が際立つような気がします。
日本海側で釣れるチャリコには、ほぼ100%口にタイノエが寄生していますが、2匹とも何もいませんでした。嬉しい!

が、その後、明るくなるに従って、魚信が遠のきました。一文字の内側は、潮が緩いために、長く置くとウミケムシがついてきます。外側は超激流で、30号程度の錘ではどうにもならない状況。
魚信が無いと、雨が堪えてきます。天気予報は何回確認しても、松山の予報は曇り。見上げると、松山港の周辺だけ雲が黒く、北の瀬戸内の島々では日が射しているところも。どうやら、雨男が一名いるようです。(^_^;)
冷たい雨に、手がかじかんで、ついに感覚が無い状態。エサ付けも出来ないに近い状況。厳しい釣りです。
船長の予想通り、10時過ぎに一旦雨が上がり、ようやくやる気が戻ってきます。
しかし、それとともにエサ取りが増えて来ました。大きなカワハギ(マルハゲ)が泳いでいるのが見えたので、カワハギも狙います。と言っても、針サイズを少し落としただけ。真剣に狙うなら、引き釣り+それなりの仕掛けでしょうが、ものすごく深い水深と、天候が悪いので、もしかしたら違う大物が来るかも知れないこともあり、サイズを落としたと言っても13号。
ま、地元でカレイ狙いをしていても20cmのカワハギが15号の針に掛かるので、大きなカワハギがいたら、13号でも釣れないことはないでしょう。(^_^;)
ところが、11時半頃から、再び強い雨。しかも、朝よりかなり強まっています。
既にパンツまで雨がしみ込んでいたので、これには参りました(>_<)。
三人相談して、撤退が即座に決定。
片付け終わって船着場に戻り、早めの上がりを渡船屋さんに連絡。
周囲で、竿釣りしていた人がカレイ狙うなら曲がり角のところと教えてもらい、どうするか相談していたところ、天候が再び急速に回復。結局再び道具を出して、今度は、曲がり角のところで、カレイ狙い。

朝の灯台よりは、100mくらい下がった、波止の曲がっている付近で竿出し。
石鎚山の山頂には雪が・・・・

一文字内側を狙います。しかし、その頃には潮がかなり速くなっていて、かつものすごいエサ取り。掛け上がりで止まると、ウミケムシ。(>_<)
それでも、ウミケムシ以外は地元の釣りと全く同じ状況なので、手返し勝負に出ます。遠投すると、クラカケトラギスの良型が釣れます。天ぷらにすると美味しいので、キープ。
で、少し潮がゆるみ出し、満潮手前のゴールデンタイムに狙いの魚のうちのひとつをゲット。

カワハギ23cm。あと、3cm・・・・・・(^_^;)
これでも、自己記録更新だぁ・・

15時を過ぎた頃から、北西風が強まって来ました。しかも、徐々に台風並み。
それでも、打ち返しは続けます。次いつ来られるか分からないし、オカズクラスしか釣れていないので、必死。
しかし、タイムアップギリギリまで粘って、最後の竿で手のひらクラスのカワハギを追加したのみで、納竿。
今年最後の釣行でしたが、鮮やかに締めくくることは出来ず、厳しい氷雨と強風に翻弄され、初めての愛媛遠征は、終了。
次は、もう少し詳しい調査をして、挑みたいと思います。
上がってから、渡船屋さんで聞いたところでは、夏の夜釣りもかなり良さそうでした。
愛媛のみなさん、次行く時は、事前にメールしますので、色々教えて下さい。m(_ _)m

尚、高速道路網の整備で、時間的には境水道とそんなに変わりませんが、費用は大違い。(^_^;)
往復交通費は、明石からで、ガソリン代込み約3万円です。一台3〜4名でないと、何回もは来られそうにありません。
4名で行くには、荷物を工夫する必要がありそうです。(クーラー共用など)

【釣行日 】2004/12/29
【時間  】6:30-17:00
【対象魚 】カレイ、カワハギ
[ポイント]三津一文字(愛媛県松山市)
[水深  ]不明(一文字先端は30m以上、内側で20m弱)
[気象状況]雨⇒曇り⇒強い雨⇒晴れ⇒強風
[水温  ]?℃
[潮   ]中潮
[タックル]New Surf Leader 405CX-T、Power Surf 4000QD×3
[仕掛け ]遊動Hit天秤30号
      道糸ナイロン5号、自作仕掛け カレイ針13号モトス7号、ハリス4号
[餌   ]マムシ、アオイソメ
[釣果  ]マダイ28cm、25cm、カワハギ23cm、18cm
[備考  ]