2005年12月3日の熊野


※本日はデジカメを忘れたため、携帯の付属カメラ(P506iC)で撮影しています。多少画像が粗いですがご容赦下さい。
地元では、この時期カレイ・アイナメ以外はランク物を狙いにくい季節になり、この2魚種に対しては既にAランクはどちらも終了していて、Bランクも終了が近い。
号数を伸ばすには、まだ知らない領域への挑戦が不可欠である。必然、ちょっと遠出と言う事になる。
12月2日は、三重県北部で仕事。以前からふぐたろうさんに熊野でカワハギと言うのをお誘い頂いており、ちょうどタイミングが合うと言うことで、仕事が終ってから、三重県内を南へ移動。翌日熊野でふぐたろうさんと合流して竿を並べることになった。
同じ三重県とは言いながら、南北に長いので、北部から熊野への移動は一般道でほぼ4時間を要した。
先日、日曜日に北部で仕事があり、その前日尾鷲付近で竿を出してからと言う計画が思わぬ車のアクシデントで断念せざるを得なかったので、そのリベンジも兼ねている。
0時頃、42号線鬼ヶ城近くの熊野パーキングで合流。今回、熊野のポイントはさーっぱり分からないので、私はふぐたろうさんについて行くだけ。(^_^;)
翌朝、船で磯に渡してもらうので、しばらく明日の作戦会議をしてから、渡船屋さんの前で仮眠についた。
翌朝、周囲のざわめきで目が覚めた。
いよいよ、出船。当然であるが、磯釣り師ばっかりで、投げ釣りは我々二人だけ。
(紀伊半島の南の方は磯釣りのメッカで、投げ釣りはごく少数派。そのため、前日、途中のエサ屋でマムシを調達しようとしたが、量はものすごく少なく、生きもかなり悪かった。)
さて、目的の磯へは、磯釣師を順に渡してから最後に下ろされることに。一級磯を素早く抑える為か、3軒の渡船屋さんの船足勝負。速い(@_@)
順次下ろして、最後に投げ釣りの可能な磯に二人を下ろしてもらった。
ちょうど明るくなった頃で、セットアップはライト無しでスタートできた。
ポイントを教えて頂いて、私は右のベラとカワハギの大型の実績があるポイントに、ふぐたろうさんは左のカワハギポイントに。
さて、本日の仕掛け。そもそも、本日狙うカワハギとベラは、「かれいに投げ釣り」をやっていた頃には、エサ取りの外道と言う認識でしかない。(極端な言い方をすると)
最初の頃は、カレイ釣りをするときに色々アクセサリーを着けていたが、こいつらを避ける為に、最近ではカレイを狙うときはアクセサリー類は全く使わない。
ところが、本日はそれを狙うという何ともこそばゆい微妙な心境。(^_^;)
仕掛けはふぐたろうさんから「派手目に」と言うアドバイスを頂いていたが、そんなわけでアクセサリー類の手持ちが殆ど無く、唯一仕掛けBOXに残っていた、貝の形の白い反射板だけを使った仕掛けを待ち合わせ時間までの間に車の中で作っておいたもの。針は、カワハギ・ベラ狙いと言う事で、スピニングB10号を選択。ハリスはあまり太いと吸い込みが悪いかも知れないし、一方細いとカワハギに切られる恐れも。本来はチモトにケプラーとか、ビニールパイプとかで補強をして、細いハリスが正解だろうが、いつものごとく準備時間が全く取れなかったため、結局ハリスは4号にして、チモトの補強は無し。これでどこまで通用するか・・・・
さて、第1投。ふぐたろうさんに教えて頂いたカワハギエリアの一番右端と思われるところに投げる。
直ぐにアタリがあり、あがってきたのは、型の良いイソベラ。(>_<)
もう少し左かと、少しだけポイントを変えてみるが、またも良型(>_<)。
じゃあ、もっと右かと、右に投げると、突然水深が半分以下になり、同じくイソベラ。(>_<)
イソベラはアタリも大きく巻き上げも重いので、妙に期待してしまう。
しかし、大型のベラ・カワハギの実績ポイントと言う言葉を信じて、打ち返しを続ける。
すると、左で引き釣りをしていたふぐたろうさんが、本命をゲット。

「これは絶対カワハギや〜(^^)」で、本命ゲット。さすが・・
私の釣り座。右へ投げると水深が10m未満なのに、正面に投げると突然25m程度。
その境に絶対に大型がいるはずと信じて投げ返す。

今日は西風が強く、時折突風の吹く良いとは言えないコンディション。ただ、湾内のためか、波はそれほど高くなかった。
しばらくして、突風かアタリなのかわからなかったが、私の三脚がガシャーンと音を立てて倒れ、そのショックで?三脚の脚が曲がってしまった。絶対にアタリと信じて、ふぐたろうさんに手伝って頂いて、三脚を仮復旧し、竿をてにとったが、残念魚は付いていなかった。(^_^;)
おなじところに投げていると、今度はガガーンと音を立てて、一番右の竿の竿尻が浮き上がる魚信。今日はカワハギを引き釣りでも狙うため珍しくPEラインを使っていたので、余計にアタリが大きく出たのだろう。期待一杯で巻き上げると・・・・・

初めてのランク物のキューセンベラ。実は釣った瞬間は、Aランクが取れるか微妙な感じと思われたが、帰って口を開いて取ったところ余裕でAランク。
もちろん自己記録。\(^o^)/
ベラ系の魚の親玉にカンダイと言うのがいるが、大きくなると頭が出て来る。
このベラもいつも地元で釣れる20cm前後のものとは違い、頭のところで段がついたような形状。
まさかカンダイほどは出てこないだろうが、そのような「気」はあるのかも。
AM8時頃、弁当の配達がある。
「この為だけ」にタモが必要とのこと。近づいてきた渡船からタモの中に弁当を入れてもらう。

この一匹で俄然ヤル気が出てきた。次は何とかカワハギを・・・
しかし、私にはカワハギは釣れず、ふぐたろうさんに二匹目。しかも完全なランク物。羨ましい・・・・・
(ふぐたろうさんは既にカワハギはCまで埋まっていて、おかずにしかならないとのこと。)
すると私の竿にアタリ。グーッと引き込んで止まった。合わせると完全に魚が乗った感触。巻き上げはかなり重い。
朝方連発で釣れたイソベラとも違うような感じ。
で、上がったのは・・・・

ピンボケ失礼。
初めて釣った、「オジサン」
体長約30cm

しかも途中でビニール袋も引っ掛かって上がってきたので、もっと大きな魚かと勘違い。

結構大きいが、残念ながら全日本サーフ認定の投げ釣り対象魚では無い。即リリース。
今日は図鑑でしか見たことのない魚をこれを含めて三種類釣った。これ以外には、キタマクラ(^_^;)とトラギス(いつも明石で釣れるクラカケトラギスじゃなく、「本家」トラギス)
10時頃になると、まったくアタリが無くなり、まったりしてきてしまう。これでは・・・・・
「いや、今日は絶対に釣ってもらわんと(~o~)」とふぐたろうさんに釣座を譲ってもらい、カワハギ2匹が上がったポイントで引き釣り。しかし生命反応無し。
ところが置き竿にしていると時々ハリスが切られている。風が非常に強く、また、水深があるため糸フケも出易いので、もしかしてカワハギのアタリを見逃しているのかも。
そうこうする内、風の方向が変わり、まともに横風になった。何度も倒される三脚。仕方なく風下を向けて投げる作戦に変更。
これなら、飛距離も伸びて、竿も倒れない。アタリは無いし、色々話しているといつの間にかラスト一時間。
ふぐたろうさん:「今日はこんなとこですか」
Tsuchy:「いや、この納竿前の一時間が私の場合いつも本番でして・・・」
と言いつつ、竿を煽ると、まるでカレイを合わせた時のように底で魚が竿の煽りよりもやや遅れて「コン」と反応した。
「えっ?」信じがたい気持ちで巻き上げ開始。すると、何と締め込み。まさかカレイ???
しかし、上がってきたのは、待ち焦がれた本命であった。(^^)

初めてのカワハギのランク物。納竿際に強いパターンはまだ健在か?水深のあるところから上げたため、いわゆる「目抜け」になっていた。
遠投で釣れたので、気を良くして風に乗せてのフルスイング。太い道糸でもかなり飛ぶ。しかし、その後はトラギスを追加したのと、先程と同じ「コン」と言う反応はあったものの、ハリスがチモトで切れていたのが一回あっただけで、納竿。
チモトをきっちり補強した仕掛けが準備出来ていたら或いは・・・・・・
渡船料金は距離の割には高めであるが、初めてランクのベラとカワハギが釣れたので、かなり満足。是非次回はちゃんとした仕掛けで挑みたい。

さて、ここからが大変である。
ベラもカワハギもAランクにカツカツの可能性がある。早く自宅に帰って魚拓を取らないと・・・・
ここで問題点が一つ。カワハギの魚拓である。カワハギは皮がざらざらしていて、墨を吸ってしまうため魚拓がきれいに取れないと以前にクラブの先輩から聞いている。
そこで、取る前にひげおやじさんにメールで取り方のコツを聞いたところ、何と「取る前に固形石鹸を体に擦り付けろ」とのこと。(@_@)
どうやらそれで墨の皮膚への吸収を一時的に防ぐようである。
自宅に戻って半信半疑で、石鹸を擦り付けてみると、まるで紙やすりに擦り付けているように石鹸が削れて行く。
一方カワハギは段々削れた石鹸で白く・・・・
墨を塗って魚拓を取ると、その石鹸の塗りムラが丁度カワハギの模様のように墨の濃淡をつけてくれ、カワハギらしくなった。

ひげおやじさんに、メールに添付して見てもらったら、「全体的にはいいけど口の墨が滲まないように!」とアドバイス頂いた。
口と尻尾は長さを決定付ける重要部分なので墨をしっかり塗ったが、ちょっとやり過ぎたようである。(^_^;)
ま、サイズが余裕のAなので、滲みを差し引いて控えめに寸法を書けば問題無いでしょう!

【釣行日 】2005/12/03
【時間  】6:30-13:40
【対象魚 】カワハギ、ベラ
[ポイント]三重県熊野市某磯
[水深  ]深い(25m前後と推定)
[気象状況]くもりのち晴れ
[水温  ]?℃
[潮   ]大潮
[水況  ]きれい
[タックル]New Surf Leader 405CX-T、Power surf 4000QD、'97パワーエアロ6000
[仕掛け ]遊動Hit天秤30号
      道糸PE2号、自作仕掛けスピニングB10号モトス8号、ハリス4号
[餌   ]マムシ
[釣果  ]カワハギA1、キューセンA1、ガシラ、オジサン、キタマクラ、トラギス、イソベラ多数、ウミケムシ1
[備考  ]