2010年6月26,27日の九艘泊


九艘泊とはいかにも訳ありそうな地名であるが、謂れは不明。
実は、この週末、八戸の沖堤防に渡るつもりでいた。例によりマイル利用で三沢空港行き。
もっと言うと本来は北海道行きが取りたかったが、釣りの成り立つ時間帯の便はあっと言う間に埋まってしまい、北で行ける所は三沢空港しか残っていなかったのだ。
で、その近くで有名な釣り場は、八戸の沖堤防。しかし、事前情報では最近の釣果は芳しくなく、近くの釣具店のHP情報も最悪。
最近、徐々にクラブのフグ名人師匠に染まってきつつある私は、どうせ釣れないなら、一発冒険の釣りがしてみたくなった。某HPの僅かなポイント紹介情報で、水深がある程度深くてシモリが混ざると紹介されていた、青森県はむつ市の九艘泊漁港に向うことに。
狙いの一つは、まだ釣ったことないクロガシラガレイ。もう1つは、Dランクのアイナメ又は、Dランクの種類は問わないがカレイ。
三沢空港は、自衛隊と米軍の三沢基地と滑走路を共用する空港で、殆どの敷地が基地のため、旅客ターミナルは極少。誘導路の途中で、スクランブルハンガーに駐機したF−2支援戦闘機が見えた。(後ほど詳細コメント書きます)
レンタカーで、目的地セット。距離は140kmほどだが、全てが一般道かつ、青森県は仕事も含めて全くの初体験で土地勘も全くない。一応ナビでは4時間強掛かる予想ながら、これは平均時速25km基準、もう少し早く着くとは思うが・・・・
途中、六ヶ所村の風力発電風車の数に圧倒されつつ、北海道のような景色を眺めながら下北半島を北上。
途中で山越えして、眼前に広がる陸奥湾を左に見ながら湾沿いに走ること約3時間。
ようやく現地に到着。

マークの場所が九艘泊
三沢空港(画面右下)からはかなりあります。
下北半島の最北端はあのマグロで有名な大間。
津軽海峡がそもそも海峡ですが、そこから陸奥湾に流れ込む海峡の入り口にあります。見るからにトリッキーな潮が流れそうな位置。

九艘泊付近拡大図。
マークの位置が漁港

最初、車横付けの岸壁から、夜釣り含めて大型カレイを狙おうと思ったが、置いてある魚網に重油の匂いが混ざって強烈な悪臭で、そこで竿を出すのは断念。対岸の大波止内側でスタート。
いきなりカレイがあたりはじめた。手の平級から、Aランクまで。まさに入れ食いと言うか、カレイの絨毯と言うか・・
昔、釣友のククレカレイ氏と良く「カレイが折り重なって待ってる・・・」などと手の平を交互に重ねて冗談で良く話したものだが、ここは本当に絨毯状のようだ。
夜22時頃、いやになって納竿するまで、釣りも釣ったり22枚(@_@)
手の平級が多いため、途中から針は大きくし、エサもひときわたくさん付けたがそれでも食ってくる。
日没後はさすがに小型は減り、くればランク物の確率は高くなったが全てAランク(^_^;)
一応写真を撮ったランク物だけ掲載する。

上に写っている手の平クラスとダブルでゲット。14時頃。
18時前、ヒレの裏にスジ状模様のあるカレイ。もしかして?

⇒クロガシラとの確認取れました。
日没直前、19時過ぎ。
東の空から上がったのは、満月のはずが欠けていた。
神戸の自宅に電話して、月食を確認。
へえ〜

※コンパクトデジカメの最大望遠+トリミング。露出補正−2。
日没後、20時半ころ。このカレイも裏側のヒレに模様が。
⇒クロガシラ
21時過ぎ、こっちはもっと明確な模様。

今回、ここに来た1つの目的は、クロガシラガレイを釣ることであるが、釣ったことがない為に自分では判別が出来ない。果たして上の中にそれがいるのか?
(因みに裏向きでないカレイは、ヒレに模様がなかったため、裏の写真を撮らなかった。)
わかる方、掲示板にカキコ又はメールよろしく。m(__)m

⇒クロガシラとの確認取れました。

また、22匹の中に一匹だけ25cmくらいのマガレイ(尻尾付近のお腹が黄色い)が混ざっていた。実はこれも初めての体験。

投げ釣りはカレイ釣りから入り、以前はカレイ釣り専門のHPまで持っていた私ではあるが、さすがにこれだけ釣るともう限界。翌日はポイントを変えることにして、就寝。

翌日、3時半には空が明るくなってきた。さすがに東北。
釣り座は、公園整備された護岸。ここからは港の外が狙える。
手前は強烈な捨石というか、上からの落石と言うか、強烈な根掛かりゾーンを感じさせる釣り場。しかし、ヒトデの死骸が多数あり、明らかに投げ釣りをした形跡を確認。

画面左奥が九艘泊漁港。
前日カレイをたくさん釣ったのは、テトラの裏側の港内。
正面の波止の付け根に入りたかったが、魚網と重油の匂いで断念。
海峡のため、前方には津軽半島かみえる。

先ずは錘だけ投げてみて底の状態を確認。どうやらゴロタかしもり底であり、100%根掛かりと言うようなことはなさそう。仕掛けは、通常の二本針仕掛けに決定。内一本は、本コウジの一本針。
開始直後、マコガレイが1匹釣れ、その次の激震は、コイツ。

周囲の海草が赤かったのか、赤みのかかったクジメのような色合いのアイナメ。

ここのアイナメは早起きだ。4時過ぎに釣れた。
横で見ていた地元のおじいさんに、持って帰る?と聞いて大失敗。
おじいさん:「わしゃ、漁師じゃ(−−〆)」
プロの方に、大変失礼なことを・・(^_^;)

おじいさんは、定置網の船が戻ってくるのを待っていたとのことで、船が戻ると荷上場に行ってしまった。
おじいさんの言うことには、かなり右(北)に投げても引っ掛からないとのことなので、岩礁に近いところを攻めていた。
すると!

なんとマダイ!!
しかも46cm。
写真の色合いがいまいち出ていないが、実際はもう少し赤く、明石のマダイに近い色だった。
潮は下げに入っていたが、反流が発生して、左に流れた瞬間に来た。天然マダイは本当に美しい!
夜が完全に明けた6時前に来た。
あまり知らなかったが、陸奥湾はマダイが有名なところらしい。

マダイにうっとりしていると、今度は左の竿が激震。しかも竿尻が50cm以上浮き上がった。PE導糸なので、アタリは強烈に出る。

アタリの強烈さと途中の締め込みから、完全にCランク以上、もしや50UP?と期待したが、残念39cm。
魚拓ならBだが、今日は取る気なし。ま、Bは実寸でそのうち釣れるでしょう。

荷揚げが終わったおじいさんが戻ってきたのでマダイを見せると・・・
おじいさん:
「ここでマダイを釣ったモンはおらん!(@_@)」
おしいさん:
「これは自慢してええよ!!(^^)※」
(※と青森の言葉で言いましたが、青森の言葉を記憶してないので、関西弁表現です)

しかし、その後はランク未満カレイが1匹釣れただけで、潮が止まるとアタリもピタリ。
ヒトデしか釣れなくなったので、早めの8時半に納竿した。
次は、カレイではなく、マダイを狙いに真剣にやってみるか・・・空港から遠いけど(^_^;)

【釣行日 】2010/06/26〜27
【時間  】14:00-8:30
【対象魚 】カレイ、アイナメ
[ポイント]青森県むつ市九艘泊
[水深  ]不明(15mくらい)
[気象状況]くもり
[水温  ]?℃
[潮   ]大潮
[水況  ]普通
[タックル]Pro Surf 405BX-T、Pro Surf PA
[仕掛け ]遊動Hit天秤30号
      道糸PE5号、自作仕掛けカレイ針15号モトス8号、ハリス5号
[餌   ]アオイソメ、本コウジ
[釣果  ]
カレイ24匹(2日間通しで)内、マコA2、クロガシラA3、アイナメA2、マダイB1
[備考  ]

蛇足
帰りの飛行機まで時間があったので、三沢空港近くの航空科学博物館に。

実機がこんなに展示されていようとは(@_@)

奥から順に
@米空軍F16Aファイティングファルコン
A空自F104Jスターファイター
B空自T-2高等練習機
C空自T-2ブルーインパルス
D空自F-1支援戦闘機

全て退役機とは言え、ここでしか見られないでしょう。
他にP3オライオンとか、T−33、t−34などの実機展示がありました。
なぜこんなに詳しいかって?
別に軍事オタクではないですが、以前この種の機体に関わる仕事だったので。
尚、関わった支援戦闘機F-2は現役機なので、ここには展示さていません。

※支援戦闘機とは、陸上部隊を支援する戦闘機で、地上部隊・艦船攻撃が主要任務です。