2012年3月19〜21日の鹿児島
(勤続休暇)


私の所属する会社では、勤続休暇と言うのが5年に一回、五日間連続でいただけます。
急激な円高で数字が厳しくなった今期を踏まえて、日ごろはあまり関係していない事業分野全体の来期予算編成チームに組み込まれ、1月末から3月中ごろまで仕事漬け。
休暇の有効期限が切れる直前のこの週、娘の卒業式もあるので勤続休暇を頂くことにしました。
当然、遠征に行きたいわけですが、この時期思い出すのは鹿児島県は内之浦のキューセンベラ。
ベラのランクはガラガラですので、メインはこれに。
ついでに、錦江湾でも竿を出してみたい。
残り2回分となってしまった、JALのマイレージで大阪−鹿児島を予約。
ネットで色々検索していたら、ふぐだろうさんと広島のYさんが二年前のこの時期に鹿児島に行かれた釣行記が出てきました。
早速、ふぐたろうさんに電話して、教えて頂きました。
マダイののっこみは鹿児島では1〜3月!

教えて頂いた渡船店に電話してみると・・・・
「一人では、夜釣りは渡せん。事故があったとき説明がつかん。」
平日に遠征に同行してくれる人はいませんし、親父さんの言うことは至極ごもっともなので、沖堤防に渡るのは諦めました。
前日、以前に四日市のねこおやじさんに買って来て頂いてた鹿児島の空撮釣り場ガイドを見て、渡船を使わないマダイのポイントを三箇所ほどピックアップ。

月曜朝、大阪空港から鹿児島へ。
現場近くの釣具店で、ポイントを最終確認。事前に見ていた釣り場の名前も出てきました。
しかし、カゴ釣りで混んでいるかもとの親父さんの話。
とりあえず、空撮ガイドで見た限り車から歩くのが一番近そうなポイントを選んで、入ることに。
現場に行ってみると、先端までは意外と距離があります。
ちょうど播磨新島の赤灯台と同じような感じ。
ふと見ると、最初の曲がり角のところに定置網があります。魚は障害物に沿って泳ぐ習性を利用した漁ですから、その網の際は絶好のポイントです。先ずはここで竿を出してみることに。

最初の曲がり角のところにある定置網のブイ。
ここで釣れたら、殆ど歩かなくて良く、超私向きなんですが、それほど甘くない(^_^;)

投げてみます。
ボチャンと錘が落ち、着底を待とうとしましたが、道糸が全く引っ張られません。
水深がものすごく浅いようです。
フルスイングしてみますが、かけあがりはさらにその先にあるようです。
今までの経験では、マダイの最適水深は、10〜15m。これではマダイは期待できそうにありません。
移動を決断して、重い荷物を持って、先端まで歩きます。

先端部分 
振り返った場合。
振り返るとかなりの距離ですね。

先端は家族連れとご老人であったので、夕方に帰るだろうとゆっくり準備。
家族連れが帰ってから、真剣に始めます。マダイの夜釣りはこの方角だと思うと言う、地元のグレ釣りをしていたおじいさんのアドバイスに従って、投入。
満潮が丁度夕方で、日没直後が最高の時間帯に見えました。
しかし、コウジはおろかムシエサにも何の反応もありません。
気になっていたのは、ポイントガイドにはアジとマダイだけしか載っておらず、もしかしてマダイってチャリコクラスのことじゃないのかなと言うこと。家族連れは、小さい根魚をたくさん釣ってましたし、釣り荒れた釣り場かも・・
夜8時前、そんな弱気を吹き飛ばす大事件が勃発。
突然一本の竿がお辞儀してドラグが鳴り始めました。
「ジャ〜〜〜〜〜〜〜」
尋常で無いその道糸の出方。一気に心臓バクバク(@_@;)。

ドラグを締めて、合わせを入れようとした瞬間、合わせを入れずとも向こうからグイッと強烈な引き。
今日の針は、エサのコウジに合わせて、がまかつコウジマダイ18号。この上ない強烈な針です。
また、ラインはマダイを想定して、アトミックスライダー4号。ハリスはシーガー8号。
針と糸を信じて巻き上げにかかりますが、ものすごい重さ。
途中の鋭い反応から、エイやサメではなく、マダイを確信。しかも過去に経験の無い大きさです。
最後の突っ込みを、ナイロン糸の伸びで交わして、ようやく魚が浮きました。
マダイです!
空気を吸わせると、弱ったので、その隙にタモを手に取り、入れにかかります。
魚が大きいのと、タモの柄が長すぎるのと、遠近両用メガネで下を見るとピントがぼやけてしまい、中々網が入りません。
やっとこさ入れて、引き上げにかかりますが、重い重い。
日ごろは、網を用意はしてもつい抜いてしまう私ですが、こいつは網がないと無理でした。

美しいマダイ。
頭周りはまだ老成魚の域には達していません。

マダイ63cm!!!
これまでの自己記録は何年か前に全キスの時に釣った50cmですので、大幅に自己記録更新。
なおかつ初めてのDランクです。
しばらく放心。
嬉しくて、あちこちメールに電話。
そうこうする内、同じポイントで、再び
ジャ〜〜〜
合わせると
スカッ(+_+)
上がったコウジを見ると、外向きのコウジマダイの針先が、コウジに埋もれてました。
外向き針も完璧とは行かないようで・・(^^;)
こんなサイズが釣れて、今日はこれで終わりかなと思ったとこで、腹が減ってきました。
ここで通しをするつもりはなかったので、食料を準備していません。
11時には納竿かなと思い始めた11時頃、再び全く同じポイントで、先ほどよりもさらに強烈に、
「ジャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
竿を手に取ると、一瞬根掛かりしたかと思うほど動きません。もう一度煽るとより始めます。
エイ?と思いましたが、次にガガン。
これはエイではありません。
一度、あまりの引きの強さに、
ドラグを緩めたら、思いっきりバックラッシュして大パーマに(@_@;)
グイグイ引かれながら、何とか解こうとしましたが、どうにもならず、一旦糸を切って、みちいとをつなぎなおしました。その間の長く感じたこと(^^;)
つなぎ終わって、煽るとまだ魚はついていました。(^。^;)ホッ
ナイロンみちいとは伸びがある分、バックラッシュもしやすいです。
やはり最後に強烈な突っ込みがあり、浮いた魚。
大きなマダイです!!
今度は前よりうまく網が入りました。

尻尾の先までで70cm。
口の下まわりが少し黒ずんでいて、年齢を感じさせます。
お腹はパンパンで、既にのっこみ終盤戦の様子。

先ほど自己記録を更新したばかりなのに、またも大幅記録更新。70cm!!
もう腕はパンパン、腰はガクガクです。
クラブのフグ名人師匠からは、
「110cmまで狙えるで〜(^^)」のメール。
こんな濃いとは思いもよらず、空腹をガマンして1時までがんばりましたが、その後はアタリはありませんでした。
こんな良いポイント、朝も攻めるしかありません。
一旦仕掛けをあげて、食料調達に。市街地から近い釣り場のため、そのあたりは便利。
車で二時間だけ仮眠して五時前には再開。
夜が白み始めた頃、ようやく他の人が釣り場に来ました。
すると、再び
ジャ〜〜〜
来た人に網を入れてもらい、51cm。

上のの比べると、いかにも若くてピチピチ(^^)
もしかして、ランクが上から埋まって来る?(@_@;)
こんなに釣れるともう持って帰れません。
隣の人はマダイ狙いのカゴ釣りだったので、最初に釣れた63cmを差し上げました。
51cmの写真を撮っていたら、再び先ほどと全く同じポイントで竿先が揺れています。ドラグは鳴りません。
ガシラ(カサゴ)でも来たかと合わせると、ドンと乗りました。
こっちもピチピチです。
こうなるともう笑いが止まりません(^o^)。
これで、DランクとCランクが終わり。

Bランク以下は日本全国どこでも釣れますので、もうマダイは終わったも同じ。
四匹並べて見ました。
一番下の70のは、一際体高が高いですね。
30リットルのクーラーに、63cmと70cmを入れた状態。
曲げないと入りません。
こんなこと、もう二度とないでしょう(^^;)
余裕で7時過ぎには納竿。これ以上釣ると、クーラーが重すぎて釣り場から帰れなくなります。
しかし、バラシ含めて、
全て同じポイントでした。
「マダイは道で釣れ」と言う言葉そのまま。

納竿後、こちら方面に来たら、絶対に寄りたい所があり、そこに行きました。
(釣りのHPなので省略)
その後、翌日の釣りをどうするか再検討。
これだけマダイが濃いとなると、もしかすると、マダイのランク、終われるかも。
一方、内之浦は最近はベラは殆ど釣れなくなったとの情報であり、方針をマダイと、何か他の魚に変更。
行き先は桜島にすることに。
近くのポイントでユムシが調達できたので、ユムシを10匹買って、桜島に向かいます。
桜島フェリーの船上から。
空港から行く場合は、フェリーよりも垂水側から行った方がフェリー代要りません。
借りてた車が軽だったので、フェリーも安く行けました。
これを考えると、 車は軽がいいですね。

さて、釣り場に入ります。
ここは、某所としておきましょう。
最初に入った場所は船の往来が非常に激しく、しかも至近を通るため、近投しかできませんが、近投すると、激しく根掛かり。
道糸沈めを持っていませんでしたが、恐らく使うと、それが根掛かりの元になりそうな感じ。
一旦出した道具を全て片付けて、場所変え。
別のところから同じポイントを狙います。
投げる場所によって、水深が大幅に変わります。
底は完全に溶岩の岩山になっているようです。
最初に竿先を揺らせたのは、イソベラ。
これが釣れるということは、キューセンも近くにいるかも。
夕方になり、まだかなり明るかったですが、突然比較的浅いところに投げてたムシエサの竿のドラグが
「ジャ〜〜〜」
合わせるとフッと軽くなり、小物用の五号ハリスが切れていました。
ザラザラにはなっておらず、フグではありません。
暗くなって来たので、順次エサをユムシに変更。
針は、エサのサイズに合わせて丸貝チヌ7号。
そこからが地獄の始まりでした。
ドラグが
ジャーと鳴り、合わせるとフッと軽くなり、12号のナイロン力糸がスッパリ切れていました。
三回目はその一時間後に、車から竿先を見ていたら、再びジャー。
今度は、さっきの反省を踏まえて、道糸をPEに変えています。
しかし、合わせるとスカッ。針が小さかったか??
前夜、二時間しか寝ていないので、11時には電池切れで、起きたら5時を回ってました(^^;)
一番右に投げた竿が微妙に動くので、あわせて見ると乗りました。
しかし、軽い。気軽に抜き上げ、チャリコかぁ〜と一応計ってみると、35cm。
ピチピチじゃなくて、まだ幼い感じ。
大きなマダイばっかり見てたので、Aランクのマダイが本当にチャリコに見えてしまいます。
(一回こういう風に書いて見たかったなぁ(^o^))

夜が明けたので、エサを再びムシエサに変えて、ベラなどを期待。
ところが、完全に日が昇った8時過ぎ、突然一本の竿のドラグがジャー。
合わせると抜けました。ちなみに針はカレイ13号。
19日の夜とは違い、どうもタイミングが行けません。
天国から地獄に落ちた気分です。
飛行機は夕方の予約なので、昼過ぎまではやるつもりでしたが、風向きが変わり、桜島の噴煙が近づいてきたので、昼前に納竿としました。
筋肉痛と睡眠不足でヘロヘロの体を引きずり、フェリーに乗って帰りました。



【釣行日 】2012/3/19〜20,2012/3/20〜21
【時間  】15:00-7:00,15:00-11:00
【対象魚 】マダイ
[ポイント]鹿児島県鹿児島市南栄,鹿児島市桜島某所
[水深  ]不明(10m前後)
[気象状況]くもり→晴れ
[水温  ]?℃
[潮   ]中潮-大潮,大潮
[水況  ]普通
[タックル]Pro Surf 405BX-T、Pro Surf PA
[仕掛け ]遊動Hit天秤30号
      道糸ナイロン4号、モトス、ハリス8号、針:コウジマダイ18号、OCビッグサーフ17号、丸貝専用チヌ7号
[餌   ]コウジ、ユムシ
[釣果  ]
マダイD2、C2、A1(三日間で)
[備考  ]やっぱりエサはコウジに限ります!