パワーエアロプロサーフのドラグオーバーホール(改訂)


以前、ドラグの外側のツマミを回すと、中のダイアルが一緒に回ってしまう現象が出て、あろうことか釣り場で直そうとして、バネを飛ばしてしまい、修復不可能に。
今度調子が悪くなったら、絶対に自分で何とかすると心に誓っておりました。
費用の問題ではなく、分野は違うものの、エンジニアの端くれとしての拘りです。
先日、釣りに行くと、今度は別のリールで違う現象が出ました。
外側ノブが少ししか回らなくなり、ダイヤルを回さないと、ドラグがフリーになりません。
そこで、帰ってから、前回の失敗を繰り返さないように慎重に分解して、修復できましたので、その一部始終を。


※今回は危険なところはありませんが、小さくて飛びやすい部品があるので、無くすとドラグ本体を買うことになります。

問題のドラグ
外側が少ししか回らなくなりました。
まず、裏側のネジ二本を外します。
黒いプラスチック部品と、金属のギザギサのワッシャ?を外します。
この時、本体側に残った小さいピンを飛ばさないよう注意! 
飛ばしてはいけないピンを外します。
元は矢印の位置にありました。 
元あったところのスプリングは今回は出てきませんでしたので、そのまま。
表側のメッキ部品を抜きます。
ここが一番注意するところ。
ダイヤルのパーツをそーおっと抜くと、スプリングが二本現れます。
これを無くさないように保管。
スプリングを外したあと、真ん中の部品を回してネジから外します。
ゴムのところがかなり汚れており、ここがかなり怪しい!! 
ゴム部品を取り外しで汚れをぬぐい、さらに水洗いしました。 
本体の関連部分も清掃。
逆の手順で組み込みます。
リールに戻したところ、見事回復(^^)v

バネを入れる時に、バネをダイヤル部品に入れてその上から本体を被せるように組み込むのがコツでした。

しかし、バネにかなり錆が出ているのと、ドラグ機構にゴムが使われていて、それらが部品で供給されていないところからすると、ドラグは消耗品と考えるしか無さそうです。
錆止めとかしておけば少し持つかも知れませんが、ゴムのところにオイルを付けてしまうと、機能を果たさなくなるのは明白かな。

予防としては、汚れた手で、ダイヤル部分を回さないこと!

■2013/1/13追記
先日ドラグのオーバーホールをして、完璧と思っていたのですが、ノブを緩めた時にまるでドラグを締めていくような感覚が最後のところで出てしまいます。
本来、調子の良いドラグは、外側ノブを緩めると最後カチッとどこかにあたる音がしますが、先日オーバーホールしたものは、グニッとした感触。更に緩めようとすると、まるでドラクを締めたような抵抗になるのです。
使えなくはないのですが、どうしても気になるので、もう一度分解して、調子の完全なものと比較調査しました。
何度も分解したり組み立てたりして、ようやくわかったこと。
部品の名前が記載された資料がないので、わかりませんが、グニッとなる前の、最も抵抗なく黒いダイヤルが緩めら れるところでドラグを外し、ドラグを再組み立てする時に、下のドラグ本体の赤い矢印部分に、下の黒い部品の出っ張り部分を合わせてから組み立てるとうまく 行きます。
いまいち動作原理がわかっていないので、理由を正確に説明することができません(^^;
しかし、結果としては間違いなくそうです。
PAプロサーフ、PAスピンパワー、PAフリーゲーンTDをお使いの方は、全て同じと思いますので、ご参考下さい。