激流攻略法


急潮流の明石海峡などで、投げ釣りをするためのノウハウです。明石海峡だけでなく、水道部などでもほぼこれでOKです。諸先輩に色々教えてもらった話や、自分自身の経験でまとめてみました。

1,タックル 錘は最低でも30号、できればそれ以上が欲しいです。道糸は、根掛かりすることも多いので、ナイロンの4〜5号が標準です。資金に余裕がある人は、フロロカーボン道糸がお勧め。2種類ありますが、色分けしていない安い方のものでOKです。沈みが早く、流れに強いです。PEラインは、沈みが遅いのであまりお勧めできません。例えば明石港周辺の波止、ベランダは船がかなり近い所を通るので、アッと思うと高価なPEラインが4色分切られたなんてことになってしまいます。道糸沈めも、捨石とか沈みテトラが多いので使わない方がいいです。力糸は、流され難いように先端から数m切ってしまいます。錘は、ジェット天秤以外のものを使いましょう。ジェット天秤は、それこそアッと言う間に流されていきます。(近投で攻めたい時は別)遊動式の天秤が良いと思います。スパイク錘は浮きあがりが悪いので私はあまり使いません。錘、道糸、竿は揃えるのが基本です。
2,流れの状態を把握する さて、釣り場についたらまず今日出したい分(と言ってもかなり慣れた人で4本までくらい)全てセットアップします。最初に一本だけ正面に投げてみて、どちら方向に流れるか確認します。明石海峡など場所によっては潮の流れが複雑で、上潮のはずが突然下げ方向に流れたり、満潮でないのに一瞬止まったりすることもあります。ですから、一本投げては、次の竿を準備にかかると言う方法では、他の人にものすごい迷惑をかけたり、テトラに道糸が食われて切れたりします。決して油断してはいけません。投げておいて釣り座を離れるなど論外です。トイレに行きたくなった時などは全て仕掛けを上げてから行きましょう。流れてる方向の把握が出来たら、順次潮上に投入して、流れていったものから巻き取ります。潮がものすごく流れているようだったら、距離は押さえて、竿も2本にします。潮下側にだれもいなければ、潮下側から順に扇形に投げてもOKです。そのほうが仕掛けが安定しやすいです。
もしも、コントロールに自信が無いという場合は、距離を抑え目にしてオーバーヘッドで投げてください。各波止からは、魚の釣れるポイントは概ね30−80mの範囲です。(場所によって変動あり)
マダイなど回遊性の魚は、潮止まりの遠投(100m以上)の方がいいと言う場合もあります。
潮が緩んできたら、絶好のチャンス! 全ての竿を投入して魚信を待ちます。回遊性の魚では上げ8分〜満潮の潮止まり、カレイでは潮の動き始めが時合いとなる事が多いです。
3,流れがあるのに仕掛けが止まったら? それは、そこにシモリor藻場がある証拠。絶好のポイントです。但し、流れがきつくなってくると、道糸が食いこんでいき、外れなくなることもあります。適当なところで空合わせした方がいいです。 
4,再び潮が流れ出したら? 竿数を徐々に減らして、投げる距離も近くしていきます。激流で流れる海峡、水道部などは一般的には魚影が濃い、すなわちエサ取りも多いところが多いですから、竿数を減らしても手返しでカバーするくらいの気持ちの方が好釣果につながると思います。とにかく、遠投している時は、竿から目を離してはいけません。突然流されて悲惨なことになってしまいます。