パワーエアロ フリーゲン10BB化改造


■準備する材料
外径6mm、内径3mm、厚さ2.5mmのシールドベアリング二個(L-630ZZ)
外径6mm、内径4mmのパイプ(ロイヤルホームセンターで購入しました)
■準備する道具
日本製の#1の+ドライバー(しっかり先端に焼き入れの入ったもの。100均NG、セット物NG。)
17mmディープソケット又はラジオペンチ
カッターナイフ

パワーエアロ フリーゲンTDには、既にベアリングが8個も入っているので、追加はあと2個です。
全ての軸にベアリングなんてことは考えない方が良いでしょう。
昔は、13個入りとかの製品もありましたが・・・
機械式時計と同じく、適度を超えると、石数が多ければ高級品ではなく、物笑いのタネに・・・・(^_^;)

まずは、クロスギヤの後。

クロスギヤ軸の後ろは、超簡単・・と思いきや、他のリールより難しいです。
理由は、お尻のカバーを止めてるネジにロックタイト(ネジロック剤)が入れてあるからです。
図のネジをネジの頭をつぶさないように、しっかりした#1のドライバーで、ドライバーを押しつけながら、じーっくり回す必要があります。
安物のドライバーだと、ネジの頭をつぶします。


写真のネジ二本を同じく、ドライバーを押しつけながら、じーっくり回して、外します。

ブッシュと調整ワッシャをすべて取り去り、代わりに外径6mm、内径3mm、厚さ2.5mmのベアリング(L630ZZ)を入れます。

次にいつものように、ローター枠まで外します。
逆ネジですから、矢印方向は締まる方向です。写真の矢印とは逆に回しましょう。

ローラークラッチ組を外しますが、これがいつも通りではありませんでした。
ローラークラッチ組を止めている四本のビスにもロックタイトが・・・


ネジに青いものが付着しているのがわかりますね。これがロックタイト。
ネジが緩むのを防ぐ目的で塗られています。
Vessel製(Made in Japan)の#1のドライバーでじーっくり力を掛けて、どうにか抜けました。やっぱり工具は、信頼の日本製ですね。
次に、クロスギヤ軸のブッシュを抜きます。カッターナイフの先で引っ張り上げました。

クロスギヤ軸後に入れたのと同じベアリングを入れます。

さて、ここからがこのリールのベアリング追加改造のミソです。
ホームセンターで、何が本来の目的かはわかりませんが、外径6mm、内径4mmの樹脂(恐らく、ポリ何とか製)の黒いチューブを見つけました。
このブッシュの目的は、ベアリングが前に出てこなければOKで、出来たら軸には触れて欲しくない。軸は直径3mmですから、内径4mmのバイプだと、バッチリです。
少し硬いですが、カッターナイフで、切れました。


バリなどを取ってから、ブッシュとして挿入。
切る寸法は、4mm弱で切ると最適でした。間違っても、飛び出さないよう、
マイナス目に切ることが肝要です。

一回目、やった結果。
僅かに出ていて、作り直しました。
軸の方が細いのがわかるでしょうか?
軸はベアリングで支えられており、ブッシュでは支えられていません。
これで、クロスギヤ軸は、完全にベアリングだけで支えられています。
逆の手順で、戻すと、
パワーエアロ フリーゲンTD 10BB/1ローラー スペシャルの完成です。

元々ついてたアルミスプールは使わず、パワーエアロプロサーフのスプールを常用しています。
理由は、メンテ忘れても腐食しないから(^_^;)
しかし、これを付けると、見た目は高級感は全くなくなります。都市部の釣り場に放置しても取られる心配が減りますが。