パワーエアロ’97 6000の修理2


新しいパワーエアロも出たことですし、もういいかなと言うことではっきり言いますが、パワーエアロ’97は、出来が悪いです。(-_-メ)
品質ではなく、基本設計の問題で。
素材選定の間違い。これが一番大きいかな。なんと言っても樹脂ボデー。根掛かりした時にボデーに歪みが生じるために、ギヤ飛びが発生してしまいます。
ボデーは樹脂なのに、スプールはアルミで腐食するし、重い。スプールは樹脂で、ボデーは金属と言うのが本当じゃないのか??
と言う疑問は、シマノの人も持ってたのか、新しいパワーエアロは合金ボデー。しかも、パワーエアロ’91のドラグ調整とパワーエアロ’97の簡単に緩められるドラグの両方の特性を兼ね備えたツインドラグシステム・・・・・・・
みんなの要求を満たすのは、メーカーさんも大変ですね。(^_^;)
しかし、全ての要求を満たす為に、重量が重くなってしまいました。このリール、6個とか揃えて遠征行く人もいるんだろうな・・・・大変。

さて、本題。そういうわけで、パワーエアロ’97の樹脂ボデーの歪の為に、根掛かりしてギヤ飛びが発生。写真のような有様に。
ピニオンギヤ、マスターギヤ供に歯がこぼれています。又、スリーブの部分にも激しく削られた跡が・・・・・
この状態でだましだまし使っていましたが、ガラガラと音を立てるリーリング音が我慢出来なくなり、ついにギヤの交換を決意。
写真に、ピニオンギヤが2個写っていますが、スーパーエアロEVも一台同じ状態になってました。

切削加工品だけあって、ギヤは各¥800。結構なお値段です。
摺動子の交換と同じ手順で分解し、ギヤを交換。

交換後、リール用グリススプレーでグリスベタベタにしました。
見違える、いや聞き違えるようにスームスな回転を取り戻しました。

この後、固着してしまっていた、アームローラーのパーツ一式を交換しようと、アームローラー部を分解したところ、ベアリングが完全に固着して、軸から抜けません。
プライヤーで挟んで、引き抜こうとしたら、ベアリングそのものがバラバラに砕け散り、最後に軸と固着したベアリングの内周部分だけが残ってしまいました。(T_T)
これの解決方法は、スーパーエアロFVの完全オーバーホールを見て下さい。