スーパーエアロEV
9(10)ボールベアリング化改造


最後に残った?クロスギヤ軸。やはりここまでやらないと終わったことにはならないかと言う事で、キノシタさんに聞いたり、他HPも参考にさせていただきながら、でも少しだけオリジナリティーを出して、クロスギヤ軸にベアリングを追加しました。

今回活躍する工具、「パイプカッター」です。
バイプを左のカッター歯と右のローラーに挟み込み、工具をくるくる回すとパイプが切れる仕組みです。
金物の町「三木市」で作られたものです。
何種類かサイズがありますが、3〜25mmのパイプに適合するパイプカッターを購入しました。東急ハンズ江坂店で¥1,980。
恐らくもっと安く買えるところがあるはずです。
この他に材料として、外径6mm、肉厚1mmのステンレスパイプ、外径4mm、肉厚0.5mmのステンレスパイプ、#400の耐水ペーパー、L-630ZZ相当のベアリングを用意しました。

※ホームセンターでは、¥580からありました。しまった(>_<)
ステンレスパイプ。1mで¥860。東急ハンズ江坂店で購入。
もちろんこんなに要らないので、残りは何に使いましょうか?(^_^;)
今回は、NSKのベアリングを使用。通販で買いました。
ミネベア型式では、L-630ZZ。内径3mm、外径6mmの両シールドタイプのベアリングであればOKです。
但し今回はしょっちゅう分解するところではないので、模型屋さんで時々売ってる「レーシングドライ」タイプのものは適しません。
レーシングドライタイプは、頻繁に注油が必要です。
ローラークラッチ組を外して、クロスギヤの前の白い樹脂部品を抜き、ベアリングを2個入れます。
本当は、ベアリングを2個ではなく、外径4mm肉厚0.5mmのステンレスパイプでスリーブを作るはずだったのですが、なんとそのパイプにクロスギヤ軸が入りません!
精度が出ていなかった模様。仕方なくベアリングを一個スリーブ代わりに入れました。しかし、こうするとクロスギヤと奥側に入れたベアリングが直接当ってしまい抵抗が増えてしまいます。
何か他の方法で後日スリーブに置き換え無ければ・・・・・
数的には、10ボールベアリングですが、実質ベアリングとして効いているのは9個です。
次に、外径6mmのステンレスパイプを前から入れて、必要な長さを測ります。フランジ面スレスレになるような長さが最適ですが、少し余裕を持たせて、後で擦り合せて調整する方がきれいに仕上がります。
ステンレスパイプは、パイプカッター(一番上の写真)で切ります。
本当はバイスで固定して、パイプカッターを回して切るのですが、バイスを出して来るのが面倒なので、ロッドベルトを巻きつけて手で抑えてカットしました。お陰で、筋肉痛です。(^_^;)
仕上がったのが左の写真です。元の樹脂部品はそのままにしておいたので、後で戻すことも出来ます。
いよいよ組み立てです。
繰り返しますが、パイプの長さは入れた時にフランジ面から絶対に出ないようにする必要があります。これがほんの少しでも出ていれば、改良ではなく大改悪になってしまいます。
平らな定規などで、飛び出していないかチェックし、出ていればペーパーで磨いて調整します。
飛び出している(コンマ数ミリ)状態で組み上げると、ハンドルが信じられない重さになります。(^_^;)
実は組み上げてからきっちりもう一度バラす羽目になりました。

こうすることにより、軸は完全にベアリングだけで支えられていることがおわかりいただけるかと思います。
パイプカッターはこんな感じで売ってました。
こんな道具、生まれて初めて使いましたが、良く出来てますね。

さて、今回はクロスギヤ軸の前側にベアリングを入れましたが、後ろは樹脂部品のままです。後ろにベアリングを入れるには、どうしても本体の穴を広げる必要があり、これをセンターをずらさずにやるのは至難の業。
今回のベアリング追加でも感じましたが、クロスギヤ軸の状態は巻き上げ感に重大な影響を及ぼします。手改造で後ろの軸受け部の穴を寸分違わず広げるの私にはちょっと無理そうなので、本体のベアリング追加はこれで終了します。
次は、ハンドルを高級リール並みのベアリング入りに何とかしてみたいと思います。