スパーエアロテクニウムMgの
オーバーホール


昨シーズン途中から導入した、スーパーエアロテクニウムMg。ダイワZ−45Cよりも実質的には価格の高いリールです。
これに純正替えスプールを一個買うと、希望小売価格ベース¥83,000(@_@)。ダイワと同じように二個にすると、¥101,000(@_@)(@_@)(@_@)
大事にしなくっちゃー・・・・・・・

スプールを外したら、回転枠を止めているナットの上にあるビス2本を外します。ビスを外すのは、六角ナットを回すソケットレンチを入れる為です。
六角ナットをいつものデイープソケットレンチで回し(逆ネジ)、回転枠を外すと、いつものローラークラッチ組が出てきます。
ここは、「スーパーエアロ」ですね。(^_^;)
お尻のキャップを外すために、ホデー横の太目のビスを外すと、ポッカリ穴が開きます。たぶんここからグリスを入れるようになっているのでしょう。
逆側にもある太めビス、お尻の下にあるビスを外します。するとお尻のキャップがまるでダイワのリールのように外れます。
赤矢印:ダイワのZ−45Cと同じようなパッキンが入っています。
黄矢印:クロスギヤ軸にはベアリングは入っていません。スーパースローオシュレーティングシステムの為、不要と判断されたのでしょう。普通のリールと比べると分かりますが、クロスギヤ軸がものすごくゆっくり回ります。
反対から見た所。ここまで見えていて、ギヤ近くに大きな穴も空いているので、通常のグリス補充はここまでの分解でOKかも。
四本のビスを外し、カバーを取ります。
このリールのビスは、マイナスネジですが、ダイワほど固く締まっていないので、比較的簡単に外れます。
しかし、先のきっちり合ったドライバーで回すのは基本です。
ホデーはマグネシウム合金製。
カバーを外した本体。
赤矢印:A−RBベアリング
黄矢印:どういうわけか、マスターギヤにキズがありました。(-_-メ)
密巻を実現するためのギヤ機構部拡大。
グリスに埋もれて見えませんが、青矢印部分はピニオンギヤと一体で回り、それが赤矢印の別のピニオンギヤを回して、最後にクロスギヤ軸を回すようになっています。この構造が大きな減速比を生み出し、密巻を実現しています。スーパーエアロEVのピニオンギヤをこれに置き換えると、同じ物ができる??
付けるには本体の穴あけ加工が必要かな?
良い子は、やめておきましょう(^_^;)

ここまで、分解すると、隅々までグリス補充ができます。
ベイルが無いので、アームローラーはポロリと外れます。
A−RBなので、時々分解して掃除するくらいでOKかな?
アームローラーの付け根部分にPEラインが引っ掛かった場合、PEラインで削れてしまうようです。既に対策されていて、現在お店に並んでいるものはここが斜交いに形状変更されています。
クレームで交換してもらえます。
ハンドルはものすごく軽いので、ボールベアリング入り?
注油すべき場所が見当たりません。

使用半年で、表面の滑り止めゴムがボロボロ。
価格の割には、しょぼい。(-_-メ)

※現在ハンドルの材質は変更されています。初期モデルだけの問題です。クレームによる交換申し入れ中。
さすがに、この価格帯のリールは日本製。

結構使いましたが、グリスは十分でした。でも少しだけ追加。
ダイワのZ−45Cとは違い、高級リールですが、分解しやすい構造です。
カレイ釣りには使わないので、グリスを切らさないようにすれば、ギヤの磨耗、交換までには行かないと思われます。

■修理に出した結果(04/02/22)
ハンドルノブの皮剥け?修理と、アームローラ部の部品交換の為、修理に出しました。

ハンドルノブは今の製品と同じ材質に替わって帰ってきましたが、ハンドルノブをシャフトと固定した時の接着剤が表面についてます。
きっと作業した人の手についてたんでしょうねぇ(-_-;)
プラモデルを作るときに、慣れない内は良くこのようなミスをしますが、おなじレベルのミスと思います。
ま、ノブはタカギさん作のチーク材のに交換しましたけどね。
アームローラー部の部品も今のものに交換されて帰ってきました。
これで安心して使えます。