スーパーエアロテクニウムMgの
ハンドルノブ交換(タカギさん作)
&サル真似Tsuchy版


※この改造は、当HPに載せてる中でも危険度が最も高い部類になります。怪我、リール破損の恐れもありますので、自信のない方は絶対に止めましょう。又、それなりな専用の道具が必要です。

スーパーエアロテクニウムのハンドルは木製でしたが、今のスーパーエアロテクニウムMgのハンドルは樹脂製。
前の物の方がいいかなぁと言う事で?タカギさんが作られたハンドルノブを頂きましたので、テクニウムMgに装着してみました。

チーク材を棒状に削り、ハンドルノブにしたもの。
普通丸棒の製造は木工旋盤で行いますが、タカギさんはなんとこれを手で削って製作されたとのこと(@_@)。
手で削ったとは思えない丸さです。
取り付け部は、8φの穴を開けたらOKだそうです。

先ずハンドルの根元をスパナで固定して元のノブを強引に緩める方向に力を加えると、ハンドルノブが外れます。
(接着してあるので、多少強引さが必要です)
8φの穴を開けた木製ノブを強引にねじ込んで行くと、ネジがタップの代わりになってネジが切れながら入ります。
入ってしまえば、簡単には抜けません。
裏から見たところ。
強引にねじ込む必要があるので、口のところが少しだけヒビ割れしてますが、殆ど純正のような仕上がりです。
チーク以外では、やはり硬い材質の木が良いでしょう。
黒檀なんかどうやろ??

2004/02/28(追記)
これを見ていて、是非とも自分でもやってみたくなり、真似して作ってみました。
タカギさんは木工はプロですが、私はど素人。丸棒の製作は角材からは不可能に近いかと言う事で、丸棒探しから始めました。
黒檀、紫檀、ローズウッドなど、高級木材(チークもそうですが)で丸棒となると、東急ハンズにはありそうですが、他にも無いかと探したところ、なんと自宅からそう遠くないところ(小野市)に扱っていると言うか、そういう木材専門の輸入・加工会社を発見(^^)
しかも子供向けの工作教室とかやってて、端材レベルでも売ってもらえることがわかりました。価格もものすごくリーズナブル。
会社は「唐木のダイキン」と言います。
兵庫県小野市は古くから「そろばんの町」として有名で、こういう木材加工は地場産業なんですね。
早速、出向いて縞黒檀のφ17の丸棒(\250)、紫檀のφ17の丸棒(\250)、それにHPでは載っていなかった、縞黒檀φ15の丸棒の端材をゲット。しかもφ15の端材は、長さが丁度50mmに切ってあり、そのまま穴だけ開けたらハンドルノブになりそう。しかも一個\20(^^)。
「ローズウッドはないのですか?」と聞いたら、「これならあげるよ」と言う事で、18□長さ230mmの商品見本をタダで頂きました。\(^o^)/
※注記1:(後日判明)
下記HPでは、紫檀は別名ローズウッドと書かれており、同種のようです。もらったサンプルは南米大陸産で、紫檀と呼ぶのは東南アジア産みたいです。色合いが南米産の方が明るいです。

府中家具工業共同組合「木材図鑑」
早速、近くのホームセンターの工作室で、加工に挑戦。
まず、8mmのドリルの歯を購入し、工作室に行きます。カットを頼む場合は、そこで買ったものしかカットしてもらえないみたいですが、自分でやる場合はうるさいことは言わないみたい。嫁の持ってる会員カードで2時間無料で使えます。
長さ50mmに縞黒檀、紫檀の丸棒とローズウッドの角材を切ります。丸鋸もありましたが、怖いので糸鋸盤で切りました。
次に、中央部に8φの穴あけ。ボール盤を使用。ボール盤は貸してくれますが、刃先は持って来いと書いてあります。
丸棒のセンターに穴あけするのは、本来はボール盤用バイスが無いと怖いですが、手で抑えて慎重にやりました。
持って帰って、先ずはネジ込みを始めます。
ところが、これが全く入らない!。タカギさんに電話して色々相談した結果、黒檀、紫檀はチークよりもさらに硬いため、8φでは厳しいかもと言う事で、結局8mmで入れるのは諦めて、再びホームセンターに向かい、8.5mmで開けなおし。
もし大きすぎたら、水道工事に使うテープをネジに巻けば?とのアイデアも頂きました。
ところが、8φで開けたものを8.5φで開け直すのは殆ど怪我覚悟。途中までは拡張できるものの、ドリルの歯が木材に食い込んで一緒に回ってしまいます。かなり危険。
このままでは、絶対に怪我をすると思い、ボール盤バイスを捜しますが、工作室の本当の担当者が今日は休みと言う事で、あるかどうかもわからないとのこと。幸いと言うか当然と言うか、ホームセンターに売っており、思ったよりかなり安かった(\1,380)こともあり、怪我するよりマシかとボール盤バイスを購入。これでサクサク仕事が進むようになりました。
持ち帰って、まずは紫檀のグリップをネジ込みます。
今度は、回すとネジが切れながら入っていきます。しかし、かなりな力が必要。フーフー言いながら何とか紫檀のハンドルグリップのねじ切りが完成。80番⇒180番⇒1000番⇒1500番と順番にペーパー掛けして、紫檀製グリップが完成。\(^o^)/
簡単に書いてますが、紫檀は直ぐにペーパーの目詰まりを起こすので、実は数時間に及ぶ作業です。(^_^;)
続いて、黒檀製に取り掛かります。今度も前よりは入り易く、ネジが切れているのがわかります。
しかし、ある所まで来て、本当に重くなり、グイッと力を入れた瞬間「ミシッ!」。
てっきり黒檀が割れたのかと思って、見てみるとなんとリール側のハンドル取り付け部のネジが折れていました。(T_T)
幸い?テクニウムMgはハンドルが2本ついているので、取りあえずはOKですが、痛い出費になってしまいました。
尊い犠牲のもと、仕上がったグリップを見てやって下さい。(^_^;)

左:タカギさん作 チーク製グリップ
中:Tsuchy作 紫檀製グリップ
右:Tsuchy作 縞黒檀製グリップ(失敗)

仏壇業界のHPで見たところ(^_^;)、最近は黒檀よりも紫檀の方が人気が高いそうです。
両方とも「唐木」と呼ばれる高級木材で、拍子木のように叩いて見ると、金属のような音がします。ペーパー掛けもまるで金属を削っているようにとても硬くて、加工性は極めて悪いです。
黒檀の方が若干加工性がマシ。
テクニウムMgに取り付けたところ。
仕上げにカルナバ蝋でワックス掛けしました。
右から二番目が失敗して、ショートハンドルのネジを中にネジ込んでてネジ切ってしまった縞黒檀φ15のハンドル。
アルミ合金よりは完璧に硬いかも(^_^;)

(04/03/01修正加筆)
さて、この方法ではかなり大きなリスクを背負うため、次回のトライは、タップを使って真剣にネジを切る方向で検討します。
ネジサイズは、M9でピッチ0.75。かなり特殊なサイズですが、一応JIS規格にはあるサイズです。そのサイズのタップを取り扱っているところも見つけました。
しかし、このサイズの指定下穴サイズは8.3mmですが、このサイズのキリの方が探すの難しそう。(^_^;)
ま、8.5mmでも行けなくないでしょう!
夢屋のステラ用黒檀ハンドルノブはベアリング入りで\6000。
負けないぞ〜(^^)v

■04/03/05追記
そういう訳で、知り合いに頼み込んでM9ピッチ0.75のタップを借用することが出来ました。(^^)
タップを使うのは、学生時代以来。また今回は固いとは言っても所詮木が相手、かなり慎重になります。下穴が本来8.3φのところ、8.5φしか開けられなかったのも気になるところ。うまく行くのか???

ボール盤バイスで挟んで、先タップは極めて慎重に、中タップ、上げタップとネジを切り込んで行きます。
黒檀がシャリシャリと音を立てて、ネジが切れて行きます。
これは紫檀のグリップ。
きれいにネジが切れました。しかし、グリップを組み込む時は、斜めにネジ込んでしまわないように、慎重に入れる必要があります。
縞黒檀ハンドルも完成。(^^)
耐久性の点から言うと、例えば中にネジを切ったアルミパイプを入れてもいいかも知れません。

※異種金属を使うと、電蝕が発生するので、要注意です。

■04/03/07追記(ローズウッド製異型ハンドルノブの製作)

今週の土日も、大荒れとなり釣りには行けそうではなかったので、しつこくハンドルノブの製作をしてました。(^_^;)
今回は、「唐木のダンキンさん」で、もらっていたローズウッドの角材が材料です。丸棒はちょっと飽きてきたので、シマノオリジナルのハンドルノブに近い形状のものを削りだすことにしました。

ローズウッドの角材を50mmに切断した後、ボール盤で穴あけ。

※家の近くのホームセンター工作室で穴あけ作業中の管理人。写真は覗きに来たタカギさんに撮ってもらいました。
タップを切った後、断面に削る形をスケッチ。
今回はオムスビ型にします。
穴あけ、タップ切りは、先にやった方が何かと都合がいいです。
形に合わせて、鉋で削ります。
鉋は、一番安物のもの。所詮仕上げはペーパーになるので、削れればOK。
¥700の鉋でしたが、新品なのでサクサク削れました。
長手方向を削った後、横面を削りこみ、徐々に整形します。
鉋で大まかに形を仕上げたら、ヤスリでさらに形を整えます。
今まで主にペーパーでやってきましたが、鉋+ヤスリはそれに比べると大幅に作業性UP。
最後にペーパー掛けして仕上げます。
180⇒400⇒1500番を使いました。
最後のツヤ出しは、今回左の仕上げ用4000番!の研磨フィルムを使用。このシリーズは10000番まで売ってました。

尚、ペーパー掛けの際、紫檀はオレンジ色っぽい粉が出ましたが、このローズウッドは紫色の粉が出ました。
角材から、曲線仕上げのローズウッドハンドルノブが完成。(^^)
作業時間、約3時間。
思惑通りの、オムスビ型断面に仕上がりました。
早く実釣に使ってみたいものです。
尚、穴のセンターが少しずれたお陰で?、ハンドルがどの位置にあっても、ハンドルノブは必ず同じ角度で止まります。これは怪我の功名と言うヤツかな。(^_^;)

■04/04/03追加
潰してしまったショートハンドルがやっと入手出来たので、ショート、ロング両方にローズウッドハンドルノブを取り付けました。ついでにアクセサリー?も。(^_^;)

右が最初に作ったオムスビ型断面のハンドルノブ。
左は、シマノのオリジナルハンドルノブに少し似せたもの。
尚、知りませんでしたが、テクニウムなどはハンドルノブのネジが逆ネジになっていて、ハンドタップではどうしようもありません。
タップでネジを切って、こういうことが出来るのはテクニウムMgだけです。
根元の丸い部分に、サファイヤを取り付けました。(ウソです)
(゚O゚)☆\(^^;) バキ!