スーパーエアロ サーフリーダーCl4+ 9BB化改造


シマノから今年発売された13スーパーエアロ サーフリーダーCl4+。
標準では、5ボールベアリング、1ローラーです。
これを9ボールベアリング、1ローラーに改造しました。
改造費1000円以下で、上位モデルのスーパーエアロフリーゲンをベアリング数で1個上回ります。

■使用する道具
千枚通し、#1の軸の細いプラスドライバー、17mmディープソケット、マイナスドライバー、カッターナイフ
■材料
@外径7mm、内径4mm、厚さ2.5mmのシールドベアリング・・・ハンドル用
A外径6mm、内径3mm、厚さ2.5mmのシールドベアリング・・・クロスギヤ軸用

まずは、超簡単なハンドルから。
ハンドルの化粧板を外して、ネジを抜き、下の状態にします。
部品表58番のブッシュを抜き取ります。

次に、抜き取ったところに、外径7mm、内径4mm、厚さ2.5mmのシールドベアリングを挿入します。


逆の手順で、組み込みます。
変えてビックリ、これだけで明らかに回転が違います。同じリール持ってる方、すぐやった方が良いですよ。

次にクロスギヤ軸へのベアリング追加。
これは、PAフリーゲンのクロスギヤ軸へのベアリング追加に似てます。
まず、スプールと、糸落ち防止カラーまで外します。


C型止め輪をマイナスドライバーでこじて外します。外すときに、飛ばないように手で抑えながら外すと良いです。

次に、17mmのディープソケットで下の六角ナットを緩めます。
逆ネジになっています。
無ければ、ラジオペンチ程度でも回ります。

回転枠を取り外す時、ベイルを倒してから外します。
回転枠は、下の写真のツメがベイルと連動して出て来るようになっているため、ベイルを倒さないと引っかかります。

次に、お尻のキャップをビス一本外して、外します。

次にクロスギヤ軸の後ろの押さえ板を外します。

図の白いブッシュを千枚通しで引き上げます。
このブッシュは後で使いますので、なくさないように!!

代わりに、外径6ミリ内径3ミリのシールドベアリングを入れます。

注意点としては、軸を一緒に引っ張り出さないこと。
軸を引っ張り出してしまうと、戻すのが面倒です。
ベアリングを入れたら、押さえ板とキャップを元に戻します。
次に、ローラークラッチ組を外します。図の4本のネジを外します。
黒いネジは絶対に外してはいけません。

次にクロスギヤ軸の前側のブッシュを千枚通しで引き上げて外します。

ここで、ちょっと悩みました。
0.3mmのシムと外形6ミリ内径3ミリのベアリングまではすんなり入りましたが、最後のブッシュをどうするか?
06PAプロサーフの時に使ったスペーサを入れようとしましたが、サイズが長すぎて、入りませんでした。
06PAプロサーフのクロスギヤ軸後ろ側のブッシュが丁度よい長さに見えましたが、回り止めのデッパリ部分の形状が異なり使えません。
結局、このリールに元々使ってあった、クロスギヤ軸後用のブッシュの回転防止のデッパリの片方を、形状を合わせるためにカッターナイフで削り、前に入れました。
カッターナイフで簡単に加工できる材質で良かった。

※パワーエアロフリーゲンの改造記事にある、樹脂製チューブの方がたぶん良いです。また、昔のスーパーエアロの改造記事にあるステンレスパイプでもいけます。(ちょっと加工の手間が重いのと道具代が高くつきますが)
上の写真の回転防止のデッパリが両方に出ているクロスギヤ軸後用のブッシュの片側のデッパリを削り取ります。
ベアリングを入れたところと、ブッシュを入れたところです。


アソビの調整のために、0.3mmのラジコン用シムを一番下に入れてあります。
逆の手順で、ローター枠まで取り付けます。
昔やった、スーパーエアロEVの10BB化では、下の糸落ち防止カラーの中心部にベアリングを入れましたが、写真の通り、このリールではそこに肉厚が全くなく、まず無理です。
昔のリールの糸落ち防止カラーが使えればですが、使えないでしょうね。

と、言うことで、5BB、1ローラーの13スーパーエアロ サーフリーダーCl4+ 35は、9BB、1ローラーの高級リールになりました(^^)
スーパーエアロフリーゲンはクロスギヤの前にはベアリングが入っていませんので、そこが上回っています。
最上位機種、スーパーエアロキススペシャルは、ここではなくてアームローラーにベアリング2個使いで、9BB、1ローラーとなっていますが、メンテナンス費用が無駄に高いでしょう。アームローラーは最も傷みが激しいところですから。