3.海外製機械式時計


フレデリック・コンスタント
クラシック(ETA2824-2)
25石
28800振動
初めて購入したスイス製
今時の時計らしく、裏蓋がシースルーになっていて、美しい機械が見えます。
元は文字盤メーカだったので、美しい彫り(ギョーシエ彫り)が施された秀逸な文字盤。
価格も良心的で最近人気のブランド。この美しさで今のセイコースピリット自動巻きとそれほど変わらない実勢価格。
ルイ・エラール
ア・シンメトリー
2006年バーゼルフェア発表の新製品
ETA2895-2
27石
28800振動
IWC MARK XVとほぼ同じ機械で、価格1/4以下。
スイス製で、ETAの機械が入っている時計にン十万出す人の気持ちがわかりません。
この時計はルイ・エラール設立75周年を記念して、特別価格で発売開始され、直ぐに価格改定されましたが、直前に購入。ギョーシエ彫りのダイアルが美しく、素晴らしい仕上がりです。
同価格帯の現在の日本製の時計では、この出来栄えは期待出来ません。
HAMILTON
KAHKI NAVY GMT
ETA2893-1
21石
28800振動
夏に向けて、普段使いに防水性能の高い時計を買いました。
ワールドタイマーなので、都市名のディスクと経過時間をセットするインナーベゼルを操作するリュウズがそれぞれ別にあるのに、脅威の20気圧防水。
さすが軍用ウオッチ。
夜光塗料の発光時間も長めで便利。
しかもこれだけの機能を入れて、超お買い得な価格設定。

OMEGA
Cal.284(30mm)
1956年製
17石
手巻き

オメガの地位を不動のものにした、名機30mmキャリバー搭載の時計。
30mmキャリバーの中でも後期型になり、耐振装置もついていて、今でも十分実用になります。50年の時を経て尚失われない赤金メッキ機械の輝き。素晴らしい!
OMEGA
シーマスター(クロノメータ)
Cal.562
24石
1961年製
自動巻き
質屋のHPを見ていて、実際店に行けば載っていない掘り出し物があるかもと、ちょっと遠い質屋まで出かけて発見。後で調べたら自分が生まれた年の時計でした。(@_@)
ネットの相場の半額程度で入手できました。買った時は調子が少し悪かったのですが、買った店から再調整に出してもらい、クロノメーターの表記にふさわしい超高精度を復活。
45年も前のものとは思えない優秀さ。後でルーペで見たところ、風防の真ん中にも小さなオメガマークがあり、風防もオリジナルのようです。(写真下)
オメガの自動巻きキャリバーで評価が高いのは、この後に出たcal.564。しかし、これも十分名作だと思います。
今のオメガはスオッチグループの傘下に入り、中の機械はETA社と言う、ロレックス、ゼニスなどごく一部を除くスイス製時計の殆どに使われている汎用の(=安い)機械が入っていますが、この時代のオメガは、世界をリードする真の時計会社だったそうです。
最近発売されているco-axial脱進機のものは別格のようですが、古いタイムグラファーでは計測出来ない為に、街の時計屋では調整出来ないのが難点。(高くつく、メーカー預かり期間が長いと推定される)
OMEGA
Cal.600
17石
1960年製(現在手持ちの時計で最も古い)
手巻き
18KYG無垢
18KYG無垢ベルト(日本製社外品)・・・昔良くあったジャバラ式のベルトがついていました。
同じキャリバーを使ったシーマスター600がアンティーク市場では人気のようです。
嫁の兄が中学の入学祝いに質屋で買ってもらった時計を譲ってもらいました。
OH済み。文字盤にシミあり。リュウズはオリジナルのΩマーク入り。
機械は絶好調。

ジャバラ式のベルトはさすがに骨董なので、ベルトをイタリアンカーフの型押し皮ベルトに交換し、ケースに磨きを入れました。下の写真は風防のキズ落としをする前に撮ったものですが、その後プラ風防のキズも、昔模型製作で鍛えたテクニックで全て落として磨きを入れました。
文字盤のシミはアンティークの味なのでそのままです。
以上の処置により、今付けても全く違和感なく、いやむしろお洒落なオメガに変身しました。ベルトだけで、成金趣味からヨーロピアンに変わってしまうから時計は不思議。

赤金メッキされた美しい手巻きキャリバー。右下にΩマークと600の数字か゜刻印されています。
OMEGA
Constellation
Cal.564
24石
1970年製
自動巻き

マニュファクチュールとしてのオメガ自動巻きで、歴代最も評価の高いキャリバー564を搭載したコンステレーション。ブレゲ巻上げヒゲゼンマイ搭載で、巻き上げ効率の極めて良い自動巻き機構を搭載。「クロノメータ」とはオメガのために出来たような言葉ではないかと言うほど、当時のオメガは、世界最大の高精度腕時計製造会社で、ロレックスも足元に及ばない存在だったとのこと。
このデザインも素晴らしく、今見ても「品が良い」以外の形容が思いつきません。
但し欠点として、パッキンのゴム質が悪く、年数経過で溶けてベタベタになる傾向あり。
転職15周年記念とか、訳の分からない理由を付けて買ってしまいました本物ロレックス。
短針だけが一時間単位で動いて現地時間が直ぐに調整できる機能はGMTマスターUと同じ。
ベゼルが回転しないので返って使いやすいと思います。実用精度も手持ちの時計で最高精度。さすがに素晴らしい!本物のガラスのレーザー加工はかなり繊細。手ぶれしてますが、細かいドットで作られています。下のレプリカはそれが直線に省略されています。
時計好きなら一度は憧れるロレックス・デイトナ。
本物はプレミア付きで入手もかなり困難なので、中国製レプリカで(^_^;)
但し、ムーブはスイス製6振動クロノムーブを8振動に改造したものでクロノも本当に動く、いわゆるSランクに近い物。外装研磨他細部の作りも非常に良く出来たレプリカです。裏蓋を開けたら、裏蓋の内側、ローターにもROLEXの刻印があり、知らない人は本当に騙されるかも知れない危険な代物。
日差は−15秒と少しズレていたので、びぶ郎を用いて調整し、日差+2秒に追い込みました。精度も完璧です。上の本物より正確(@_@)
秒針が6時位置にある、今のデイトナのレプリカです。
ガラスのレーザー加工は鮮明すぎ。
テクノスと言えば、昔は平和堂貿易が扱い、よくテレビ番組の賞品として出された憧れの時計。
これはその最盛期の70年代を象徴する9面カットガラスのカイザーU。このシリーズには赤い点が点滅するように見えるカイザーシグナルと言うものがあったようですが、中々見かけません。
稀少なオリジナルブレス付きです。
既に会社は倒産し、ブランド名だけが売却されたため、カットガラスが見つかりません。
テクノス
スカイライト
12角のダイヤルはオメガの模倣だったかも知れませんが、上品な仕上がりです。これも70年代の製品と思われます。
ジャンク5個で¥6,750の中にありました。汚れを落としたら外装は新品同様で、内部機械もご覧の通りピカピカ。
裏のメダルも残っている掘り出し物でした。
RADO
GOLDEN HORSE
25石

テクノスは平和堂貿易、そしてラドーと言えば酒田貿易扱いで、だれでも知っている高級時計でした。
最初のモデルは1957年に日本に輸入開始されましたが、何回か復刻されており、これも復刻版かもしれません。
1957年〜1960年代にすると、内部機械が美しすぎ。
イカリのマークが回ります。
これらの時計は、30年以上前に上海にあった中国の国営企業で作られた手巻きの機械式時計です。
中国でもなかなか入手しにくくなっているらしく、中国の人に見せたら驚かれました。
価格は、時計ベルト代より安い。(^_^;)
中国では各地に国営時計会社が作られ、ご当地物がたくさんあったようです。下のテクノスを作っている?シーガル社もその1つが生き残った会社とのこと。今後も中国に行く度に増殖しそう。
実用精度も日差一分以下で、問題ない範囲。
一番下の時計は店に一個しか残っておらず、動かなかったので、日本で修理に出し、本体価格の3倍掛かりました。(^_^;)
しかし、よく3倍で納めてくれたと時計屋に感謝。セイコー製OH費用のほぼ半額。

追記
一番上のは、日本人が買い漁ったため価格が上昇してRMB198で入手。オーバーホールしたら素晴らしい精度が出ました。裏にも「上海」の大きな刻印があり、4本の中では一番出来栄えは良いです。
TECHNOS
TEPM905
シースルーバック
自動巻き
詳細仕様不明

昔テクノスと言えば平和堂貿易取り扱いのテレビで良く賞品として出された憧れの時計でしたが、日本製クオーツにやられてブランドをどこかに売却してしまい、今は中国製の時計にTECHNOSのブランド名を付けたものが、比較的安価で日本で販売されています。
この時計のような複雑機構でも手軽に買える価格が魅力。
このようなフルカレンダーのスイス製を買うと、20万円以上はするでしょう。
大きなテンプのおかげか、下の時計よりもかなり高精度です。
但し左側のプッシュボタンが腕を曲げたりすると押されてしまってカレンダーが変わることがあるのと、西暦カレンダーが2015年までしかありません。(^_^;)
ORIENT EXPRESS
OM8017
フルスケルトン
自動巻き
詳細仕様不明

これも製造元は上の時計と同じと思われます。
スイスのEPOSなど良心的価格の時計会社でもフルスケルトンは実勢価格で5万円くらいしますが、これは1万円しない価格で入手できます。
実用精度は+40秒/日くらい。むしろ秒針はなくした方が良かったのでは?